年齢や性別を問わず多くの方に親しまれているチーズケーキ。
自宅用としても、手土産などギフト用途としても根強い人気のスイーツですが、一言にチーズケーキといってもさまざまな種類があることをご存じでしょうか?
この記事では、チーズケーキの種類と特徴、おすすめチーズケーキレシピやおすすめ商品をご紹介します。ベイクドチーズケーキやレアチーズケーキをはじめ、同じチーズケーキでも種類ごとに味わいや食感に違いがあるので、チーズケーキを買いたい!という方は、ぜひそれぞれの主な種類と特徴をチェックして好みのチーズケーキを見つけてくださいね。
・チーズケーキは材料や製法によって複数の種類に分かれる
・濃厚さならベイクドやニューヨーク、柔らかい食感が好みならスフレ、フルーツと合わせたいならレアがおすすめ
1.チーズケーキが人気の理由
チーズケーキが自宅用としてもギフト用としても人気がある理由は、種類の多さ、味わい、手頃さの3点にあります。
「手土産としてチーズケーキを持っていきたいけど、喜ばれるかな?」と不安な方は、なぜ人気なのかその理由をチェックしてみましょう。
種類が豊富にある
チーズケーキは、火を通さない非加熱タイプのものと、オーブンで焼き上げる加熱タイプの2種類があります。それぞれのタイプは、使用する材料や作り方によって、レアやスフレ、ベイクドなどさらに複数の種類に分かれています。
材料や製法が異なれば、味わいや食感も大きく変わってくるため、好みや気分に合わせて多くの種類を楽しめるところが魅力です。
甘すぎず食べやすい
チーズケーキの主な材料は酸味があってさっぱりとしたクリームチーズなので、甘すぎないところが特徴です。
生クリームやチョコレートなどをふんだんに使ったケーキに比べると甘さが控え目なので、「元々甘いものが苦手」という方や、「年齢とともに甘いものが食べられなくなった」というシニア世代の方も美味しくいただけます。
手土産として喜ばれる
チーズケーキはほとんどのケーキ店で売られている定番商品なので、購入する店を選びません。そのため、急にお宅を訪問することになっても、手近な店でさっと手土産を購入できるところが嬉しいですね。
また、近年はインターネット通販を利用して地域限定品をお取り寄せすることもできるので、「めずらしいチーズケーキを食べたい、贈りたい」という方からも人気です。
2.6種類のチーズケーキの特徴を詳しく紹介
チーズケーキの種類は、使用する材料や製法によって複数に分かれています。ベイクドチーズケーキやレアチーズケーキといった定番から、チーズテリーヌなど少し変わった種類まで、さまざまなラインナップがあるので、食べ比べてみるのもおすすめです。
ここでは主なチーズケーキの種類と、それぞれの特徴・魅力を解説します。
ベイクドチーズケーキ
ベイクドチーズケーキは、チーズケーキの王道ともいわれるスタンダードなケーキです。ベイクド(焼いた)という名のとおり、材料を混ぜ合わせてオーブンで焼き上げて作ったもので、表面はこんがりきつね色、切り口は黄色になっているところが特徴です。
中世前期にポーランドのポドハレ地方で作られたのが発祥とされており、移民によって世界中に伝えられたという歴史があります。
食感はねっとりとしていて、クリームチーズの濃厚な味わいを堪能できるところが人気です。
ニューヨークチーズケーキ
ニューヨークチーズケーキは前述したベイクドチーズケーキの一種ですが、表面がきつね色になるまで焼き上げるベイクドとは異なり、湯煎焼きと呼ばれる製法を採用しています。
湯煎焼きとは、天板やバットに載せたケーキ型のまわりにお湯を張り、オーブンで蒸し焼きにする製法です。お湯に浸かっている下部分はしっとり、浸かっていない上部分はさっくりとした食感に仕上がるので、一つで二つの食感を楽しめるのが魅力です。
また、ニューヨークチーズケーキの方がクリームチーズの配合量が多いので、より濃厚な味わいも楽しめます。
スフレチーズケーキ
スフレとはフランス語で「ふくらんだ」という意味があり、その名のとおり、ふんわりした柔らかい食感が魅力のケーキです。語源はフランス語ですが、実は発祥の地は日本とされています。
すべての材料を混ぜ合わせて焼き上げるベイクドとは異なり、スフレは泡立てた卵白に砂糖を混ぜて作ったメレンゲを加えて蒸し焼きにするところが大きな特徴です。
スフレならではのシュワっと口の中でとろけるような優しい味わいがやみつきになるという方も多いようです。
バスクチーズケーキ
スペインのバスク地方で生まれた、表面の濃い焼き色が特徴的なチーズケーキです。
ベイクドとの違いは、クリームチーズの配合量が多いことと、高温で一気に焼き上げるところ。表面にしっかりとした焦げ目が付き、カラメルに似た香ばしさを楽しめるところがポイントです。
一方、クリームチーズが多いぶん、中身はねっとりと濃厚で、食べ応えも十分です。
レアチーズケーキ
スポンジやタルト、砕いたクッキーなどを敷き詰めた生地の上に、生クリームやクリームチーズ、ゼラチンを混ぜ合わせたものをのせて冷やし固めたものです。
レア(生)の名のとおり、加熱せずに作るところが特徴で、なめらかな食感と土台のザクザク感を一度に味わえます。
フルーツやジャムと相性が良いので、トッピングがのった商品も多く、見た目が華やかでかわいらしいところも人気の理由です。
チーズテリーヌ
チーズテリーヌは、ここまで紹介した5種類のチーズケーキに比較的新しく加わった新感覚のチーズケーキです。
四角いテリーヌ型を使用して作るところが特徴で、ニューヨークチーズケーキなどと同じく湯煎焼きが採用されます。焼き目が付かないので、チーズ本来の味わいをしっかり堪能できるのがポイントです。
また、ホール型や三角型のケーキが多いなか、チーズテリーヌは長方形をしているので、見た目の洗練された印象や切り分けのしやすさがギフト用として喜ばれています。
3.チーズケーキを選ぶときのポイント
チーズケーキ選びに迷ったら、食べる人の好みを基準にするのがおすすめです。
さらにギフトや手土産用として購入する場合は、ケーキの消費期限にも注意しましょう。
ここではチーズケーキを選ぶときにチェックしたいポイントを3つご紹介します。
食べる人の好みに合わせる
チーズケーキの味わいや風味は、これまでご紹介した種類やお店によって異なります。
濃厚な味わいが好みという方にはベイクドやニューヨーク、ふんわりと軽い食感が好きな方にはスフレ、フルーツと合わせたい方はレアなど、その人の好みに合ったケーキを選ぶのがポイントです。
また、同じ種類でもお店によって様々なレシピで作られているため、味わいは異なります。複数のお店で食べ比べてお気に入りを見つけてみるのも良いでしょう。
甘いものを控えている場合は砂糖不使用のものを選ぶ
チーズケーキはショートケーキやチョコレートケーキに比べると甘さは控え目ですが、砂糖はしっかり使っています。
健康上の理由で甘い物を控えている方は食べづらい可能性があるので、砂糖不使用のものや、低糖質タイプのケーキを選ぶようにしましょう。
4.あなた好みのチーズケーキを見つけよう!
チーズケーキは、使用する材料や製法によって味わいや食感が大きく変わります。どのチーズケーキを選ぶか迷ったときは、種類ごとの特徴や魅力をチェックし、自分や贈る相手の好みにぴったり合うものを選びましょう。
エーデルワイスでは、アンテノールとノワ・ドゥ・ブールにて、それぞれ素材や製法にこだわってお作りしたチーズケーキをご用意しております。ご自宅用にはもちろん、大切な方への贈り物としても、ぜひご利用ください。
エーデルワイスのおすすめチーズケーキ
エーデルワイスで提供しているおすすめのチーズケーキをご紹介します。
まずはアンテノールの冷凍お取り寄せケーキ「フロマージュ・サンク」。北海道産クリームチーズの濃厚なコクを楽しめるベイクドチーズと、なめらかな食感が魅力のレアチーズ、甘酸っぱい瀬戸内レモンのジュレ、香ばしいクランブル、そして一番上に生クリームをたっぷりのせた5層仕立ての贅沢なチーズケーキです。冷凍でのお届けとなりますので、贈り物にも大変便利にご利用いただけます。
濃厚でありながらもさっぱりとしたフレッシュなチーズケーキが好みという方におすすめですよ。
また、アンテノールの神戸阪急店限定で販売している「神戸レジェ・フロマージュ」もロングセラーの人気商品です。自然豊かなニュージーランド産のクリームチーズを使用した、ふんわりと軽いスフレタイプのチーズケーキです。
アンテノールと同様に、ノワ・ドゥ・ブールでも2つのチーズケーキをラインナップしています。クッキー生地とスポンジにふわっととろける食感のベイクドタイプのチーズケーキを重ね、、なめらかなクリームを合わせた「チーズケーキ」と、低温でじっくり焼き上げたとろけるようななめらかな口あたりのチーズケーキに、シーズン毎に異なるフルーツのコンポートをとじ込めた「ウィークエンド・フロマージュ」をそれぞれお作りしています。
ウィークエンド・フロマージュはパウンド型で湯煎で焼き上げたテリーヌタイプのチーズケーキで、ラッピングもされており贈り物にもおすすめです。
エーデルワイスワイスでは、この他にも期間限定などでチーズを使ったさまざまなケーキを、各ブランドにてお出ししています。チーズケーキがお好きな方はぜひチェックしてみてくださいね。