テーブルに並んだ3種の食パン

食パンの冷凍保存方法やおいしくトーストするポイントを徹底解説

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朝食や軽食、食事パンとして、私たちの食卓の強い味方である食パン。食パンは意外と日持ちしないため、つい余らせてしまった……という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は食パンは冷凍保存が可能なので、余った食パンは冷凍して、無駄なく食べきるのがおすすめです。ただし、保存方法を誤ると食パンのおいしさが損なわれてしまうので注意しましょう。

この記事では、食パンの冷凍保存方法や解凍方法、冷凍保存するメリット、冷凍保存した食パンをおいしくトーストするコツをご紹介します。余った食パンの保存方法に困っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

1.食パンの冷凍保存方法

カットした食パンを一枚ずつラップで包む人

食パンを冷凍保存する方法は大きく分けて3つあります。冷凍保存方法や使用する材料などを比較し、自分に合った方法で冷凍しましょう。なお、いずれの方法でも食パンはなるべく空気に触れさせずに冷凍することが大切です。また、食パンを1斤まるごと保存する場合は、適当な厚さにスライスしてから一枚ずつ保存するのがおすすめです。

ラップに包んで密封袋に入れる

ラップと密閉袋を使って冷凍保存する方法です。具体的な手順は、まずスライスした食パンをラップでしっかり包みます。隙間が空いてしまうと、空気に触れて水分が抜けやすくなるので注意しましょう。 次に、ラップに包んだ食パンを密閉袋に入れてきちんと封をしてから、冷凍庫に入れます。ポイントは、袋の中の空気はなるべく抜き、口をしっかり閉じること。途中まで袋の口を閉じ、少しだけ残した隙間から空気を抜くと良いですよ。

アルミホイルに包む

アルミホイルだけを使って食パンを冷凍保存する方法です。手順は簡単で、適当な大きさにカットしたアルミホイルで食パンを包み、冷凍庫に入れるだけでOK。今回ご紹介する方法の中で、最も簡単で手っ取り早い手段です。

アルミホイルはやや大きめにカットし、中央に食パンを置いて四辺を折り畳むようにすると、隙間なく包めます。熱伝導率の高いアルミホイルで食パンを包むと、短時間で急速冷凍できるため、食パンの風味を損なわずに保存できますよ。

アルミホイルに包んで密封袋に入れる

上記で紹介した手順でアルミホイルに包んだ食パンを、さらに密閉袋に入れて保存する方法です。アルミホイルだけを使った方法に比べると、より空気に触れにくくなり、また臭い移りもしにくくなります。

密閉袋に入れる際は、ラップを使ったときと同じく、なるべく空気を抜いてから口を閉じるようにしましょう。なお、この方法はアルミホイルと密閉袋を同時に使用するので、一番厚みが出やすくなります。パン自体が厚すぎるとかさばって冷凍庫で保管しにくくなるおそれがあるので、スライスするときは厚さを調整すると良いかもしれませんね。

2.食パンを冷凍保存するメリット

密閉袋に入れた食パンを冷凍庫に入れる様子

食パンは常温保存する方法や冷蔵保存する方法もありますが、冷凍保存には他にはないメリットがあります。冷凍保存はやや手間が掛かりますが、食パンのおいしさを損なわずに保存したいのなら、断然冷凍がおすすめですよ。
ここでは食パンを冷凍保存するメリットについてご説明します。

乾燥を防止できる

食パンは常温保存していると切り口からどんどん水分が蒸発し、乾燥が進んでしまいます。水分を失ったパンは硬く、パサパサした食感になってしまうため、おいしく食べられなくなってしまいます。 一方、食パンを冷凍すると、水分をキープしたまま保存できるので、食パンの乾燥を防止できます。
ただ、ラップやアルミの包み方が甘いと、冷凍庫内でも水分が蒸発しやすくなるので注意してくださいね。

冷蔵より保存しやすい

焼きたてのパンがふわふわで柔らかいのは、パン生地の原料である小麦粉に含まれるでんぷんが水を吸って膨らんでいるからです。これをでんぷんの糊化(こか)といいますが、時間が経過すると糊化したでんぷんが元の状態に戻ろうとします。

すると、でんぷん粒に含まれていた水分が押し出され、パンの乾燥が進む原因になります。でんぷんの劣化は常温はもちろん、冷蔵でも起こりますが、食パンの温度を一気に下げられる冷凍保存なら、でんぷんの劣化を抑えて食パンのふんわり感をキープしやすくなります。

3.冷凍した食パンを解凍する方法

オーブントースターで焼いた食パン

冷凍した食パンをおいしく食べるには、正しい方法で解凍する必要があります。間違った方法で解凍すると、食感が悪くなったり、風味が落ちたりする原因になるので注意してくださいね。

ここでは、冷凍保存した食パンのおいしさを損なわずに解凍する方法を3つご紹介します。

常温で自然解凍する

冷凍した食パンの解凍方法として最もおすすめなのが常温での自然解凍です。パンを食べる時間の3~5時間ほど前に冷凍庫から取り出し、常温の環境下に置いておけば、ちょうど良い状態まで解凍できます。ただ、解凍時間は気温によって左右されるので要注意。気温が高い夏場なら3~4時間ほど、気温が低い冬場なら4~5時間ほど前に解凍を開始すると良いですよ。また、食パンの厚みによっては解凍時間が多少前後するので、何度か冷凍→解凍を試してみて、ベストな条件を探してみましょう。

トースターでそのまま焼く

すぐに冷凍食パンを食べたいときは、トースターで焼くという方法もあります。なお、凍ったままの食パンを使うと表面だけ焼けて中は冷たいままという状態になりやすいので、常温の食パンよりもやや長めに時間を設定するのがおすすめです。ただし、表面が焦げやすいので、焼け具合をチェックしながら時間を調節してくださいね。トースターがない場合は魚焼きグリルを使ってもOKです。

電子レンジで解凍する

冷凍した食パンを電子レンジで温めて解凍する方法です。ラップで包んで冷凍した場合は、そのままレンジに入れて加熱してOK。温めすぎると水分が抜けるおそれがあるので、低めのワット数(500W程度)で10秒ずつ様子を見ながら加熱するのがおすすめです。なお、アルミホイルで冷凍した場合は必ずホイルを外し、耐熱容器に移すか、ラップに包み直してから加熱しましょう。アルミホイルに包んだままレンジで温めると、火花が散る可能性があり危険ですのでご注意ください。

4.冷凍した食パンをおいしくトーストするコツ

冷凍保存した食パンをよりおいしくトーストするコツが2つあります。

1つ目は、トースターを200度ほどに予熱しておくこと。じわじわと加熱するのではなく、最初から高温でトーストすれば、水分の蒸発を防げるんです。

2つ目は、短時間で焼き上げること。長時間加熱するとパンの水分が蒸発する原因になるので、1枚につき3~4分ほどを目安にトーストしましょう。ただ、食パンの厚みや使用するトースターの出力には違いがあるので、様子を見ながら焼くことをおすすめします。

5.食パンを冷凍して長期保存しよう!

バターを塗った二枚のトースト

食パンを消費期限内に食べきれないと思ったら、早めにラップやアルミホイルに包んで冷凍保存するのがおすすめです。常温や冷蔵保存に比べてパンが乾燥しにくく、ふんわりとした食感や風味を残したまま長期保存が可能です。

解凍方法も自然解凍やトースターで焼く方法、レンジで解凍する方法など複数あるので、食パンを余らせてしまうという方はぜひ冷凍保存を試してみてくださいね。また、元から冷凍した状態で売られているパンは業務用冷凍庫で急速冷凍しているため、家庭の冷蔵庫を使って冷凍したものよりさらにおいしくいただけますよ。

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「ル ビアン」の食パンセット 3個

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